七赤金星とは?性格・相性・吉方位の見方
七赤金星は、九星気学で「金」にあたる星です。基準となる盤での持ち場は西。季節は秋、時間帯は日暮れどきにあたります。同じ金でも、掘り出したままの鉱物ではなく、仕上がった器や装飾品のほう。人の手に渡って使われるものです。収穫を終えた実りと、それを囲む食卓。この二つが象意の中心になります。この星が自分のものかは、本命星の計算ツールの判定に任せてください。
七赤金星になる生まれ年: 2020年 / 2011年 / 2002年 / 1993年 / 1984年 / 1975年 / 1966年 (次は2029年)
暦の一年が改まるのは立春です。正月から節分までに生まれた人は、ひとつ前の年に属します。境目は太陽の位置で決まるため毎年動きます。本命星の計算ツールはその年の立春を計算して判定するので、境目の生まれはこちらで確かめてください。 区切り方の詳細は計算ルールに公開しています。
人が集まるところで力が出る
西は一日の終わり、収穫のあとの時間を表します。働いた成果を分け合う場。そこに人が集まる構図から、この星の読み方が出てきます。
- 話し上手で、場の空気を明るくする
- 人当たりがよく、初対面でも距離を詰めやすい
- 金銭や飲食にまつわる縁が多い
裏返しは、締まりに欠けるところ。楽しさを優先して出費がかさむ、口が軽くなって余計なことまで話す。誰と過ごすかを選ばないと、消耗のほうが大きくなりやすいでしょう。付き合う相手を絞ることが、この星にとっての守りになるでしょう。
体調の面で結びつけるのは、口と喉、そして消化です。飲食の席が多くなりがちな星なので、頻度を数えて管理するやり方が向いているかもしれません。
対人が絡む仕事で持ち味が出る
接客、営業、飲食、教育。人と向き合う場面で評価されます。交渉の席なら、条件を詰める役より、場を温めて相手の本音を引き出す役。採用や広報のように、外から人を呼ぶ仕事とも噛み合うでしょう。
反対に、黙々と続ける作業や、孤立して進める仕事では張り合いを失いやすい面があります。人と関わる余地があるかどうかが、働きやすさを左右します。
六白との違いは「渡る先があるかどうか」
同じ金の星でも、六白と七赤では性質が分かれます。六白は加工前の鉱物や刃物で、硬さと鋭さが持ち味。七赤はその金属が形になったあとを受け持ちます。六白が筋を通して決めるなら、七赤は場を和ませて回す。五行の関係は同じでも、読み方は変わります。統率の側は六白金星の解説にまとめました。
相性は五行の向きで決まる
| 関係 | 相手の星 | 向き | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 生気 | 二黒土星・五黄土星・八白土星 | 相手→自分 | 相手が自分を生む。引き上げてもらえる関係 |
| 比和 | 六白金星・七赤金星 | 同じ | 同じ五行。話が早いが、弱点も似る |
| 退気 | 一白水星 | 自分→相手 | 自分が相手を生む。こちらが与える側になりやすい |
| 殺気 | 九紫火星 | 相手→自分 | 相手が自分を剋す。噛み合いにくく、抑えられる関係 |
| 死気 | 三碧木星・四緑木星 | 自分→相手 | 自分が相手を剋す。こちらが相手の勢いを削ぐ関係 |
七赤金星の五行は金。土の星から力を受け、木の星を抑える位置にあります。相生は育てる関係、相剋は抑える関係で、どちらが与える側かによって呼び名が変わります。
この表が示すのは力の向きであって、人物の優劣を決めるものとは限りません。噛み合いにくい相手を遠ざけなくても、担当を分ける、やり取りの頻度を決めるといった調整で付き合える場面は多くあります。
六白と同じ並びですが、七赤の場合は受け取ったものを人に渡す働きが加わります。合わない相手とも、会う場所と頻度を先に決めておけば付き合いは続くでしょう。
吉方位は「相生の星が回り、凶殺がつかない方位」
吉方位の条件は二つです。本命星と相生(生気・退気・比和)の関係にある星が回座していること。そして凶殺がついていないこと。星が方位へ移ることを「回座」と呼びます。
| 凶殺 | どの方位か |
|---|---|
| 五黄殺 | 五黄土星が回座する方位 |
| 暗剣殺 | 五黄殺の正反対 |
| 本命殺 | 本命星自身が回座する方位 |
| 本命的殺 | 本命殺の正反対 |
| 歳破(年盤)・月破(月盤) | その年・その月の十二支の正反対 |
| 月命殺・月命的殺(月盤) | 月命星が回座する方位と、その正反対 |
五黄土星が回っている方位は、相生であっても吉としません。年の盤は立春、月の盤は各月の節入りで切り替わります。判定の詳細は計算ルールに公開しています。
2027年を例にとります。
七赤金星の方位 — 2027年(年盤 九紫火星中宮)
| 方位 | 回座する星 | 関係 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 北 | 五黄土星 | 生気 | 五黄殺 |
| 北東 | 三碧木星 | 死気 | 歳破 |
| 東 | 七赤金星 | 比和 | 本命殺 |
| 南東 | 八白土星 | 生気 | 吉方位 |
| 南 | 四緑木星 | 死気 | 暗剣殺 |
| 南西 | 六白金星 | 比和 | 吉方位 |
| 西 | 二黒土星 | 生気 | 本命的殺 |
| 北西 | 一白水星 | 退気 | 吉方位 |
吉となるのは3方位。土の星が回る方位、同じ金の星が回る方位、そして自分が生む水の星が回る方位です。ただし七赤金星自身が回座する方位は本命殺、その正反対は本命的殺。強い凶殺が二方向に並びます。
候補が絞れたら、次は時期です。年盤で使える3方位のうち、月盤でも吉になる月を探す。会食や顔合わせのように人と会う用事なら、一粒万倍日と重なる日を選ぶと動きやすいでしょう。移転や旅行のように距離をともなう予定は、年に数日の天赦日と噛み合えば有力な候補になります。日取りの全体像は開運日のカレンダーで確認できます。
誤解されやすいところ
遊び好きなだけの星、とは限りません。 人が集まる場を作れるのは、相手の居心地を読む力があるからでしょう。交渉や調整の場面では、この力がそのまま武器になります。
金運の星という呼び方も、額面どおりには受け取らないほうがよさそうです。 お金が集まりやすいのではなく、お金が動く場に居やすいという読み方のほうが近いかもしれません。西を実りとみるか、悦びとみるかは流派で差が出ます。象意の濃淡と、その方位を使ってよいかどうかは、別々に決まる話です。何をもって吉方位とするかは計算ルールに書いてあります。
よくある質問
六白金星との違いは?
同じ金でも形が違います。六白は加工前の鉱物や刃物で硬さと鋭さ、七赤は仕上がった器で人の手に渡る親しみやすさを担うと読み分けます。
相性が悪い星とは組めない?
組めます。場を和ませる働きは、噛み合いにくい相手との間でも緩衝材になるでしょう。
盤が切り替わる時期: 年の盤は立春、月の盤は各月の節入りの日が境目です。カレンダーの1日とはずれるため、月末や月初にまたがる予定では確認してください。
手元の暦と食い違うとき: 立春をどの時刻で区切るか、日の九星をどう数えるかには流儀の差があります。当サイトが採る定義は計算ルールに公開しています。