六白金星とは?性格・相性・吉方位の見方
六白金星の五行は金、基準となる盤での持ち場は乾宮です。乾が表すのは天。季節でいえば晩秋から初冬、時間帯は夜へ向かう頃にあたります。金といっても装飾品ではなく、鉱物や刃物のほう。硬く、削れば形が出る素材です。この星が自分の本命星かどうか、本命星の計算ツールで確かめてみてください。
六白金星になる生まれ年: 2021年 / 2012年 / 2003年 / 1994年 / 1985年 / 1976年 / 1967年 (次は2030年)
暦の一年が改まるのは立春です。正月から節分までに生まれた人は、ひとつ前の年に属します。境目は太陽の位置で決まるため毎年動きます。本命星の計算ツールはその年の立春を計算して判定するので、境目の生まれはこちらで確かめてください。 区切り方の詳細は計算ルールに公開しています。
天の星は、上に立つ前提で読む
乾が指すのは天、そして支配する側の働きです。組織でいえば経営者、家庭でいえば大黒柱。責任を引き受ける位置に置かれやすい星と読みます。
- 筋を通すことを重んじる
- 頼まれれば断らず、最後まで引き受ける
- 目上との縁に恵まれやすい
裏返しは、頭を下げるのが苦手なところ。自分の理屈が正しいと判断すると譲らず、周囲と摩擦を生みやすくなります。完璧を求めすぎて、人に任せられなくなることも。硬い金属は強度がある代わりに、しなりません。折れる前に力を抜けるかどうか。そこが分かれ目になります。
体調の面で結びつけられるのは、頭部と呼吸器あたり。気を張り続けると疲れが抜けにくくなるため、休む日をあらかじめ予定に入れておくやり方が向いているかもしれません。
決める立場に置かれると力が出る
方針を示す、責任を取る、部下や後進を引き上げる。こうした働きで評価されます。専門職なら、技術で信用を得るほうが早いでしょう。
反対に、細かな調整を重ねる役や、下から支える役では窮屈さを感じやすい面があります。裁量の幅が、そのまま働きやすさに直結する星です。
六白が受け持つのは、加工される前の段階
九星気学の金は、素材の段階と製品の段階に分かれます。六白が受け持つのは前者。掘り出したままの鉱石であり、研いだ刃物です。用途がまだ決まっていない代わりに、何になるかを自分で選ばなければなりません。決断がこの星に回ってきやすいのは、そのためと読みます。完成した側の読み方は七赤金星の解説にまとめました。
相性は五行の向きで決まる
| 関係 | 相手の星 | 向き | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 生気 | 二黒土星・五黄土星・八白土星 | 相手→自分 | 相手が自分を生む。引き上げてもらえる関係 |
| 比和 | 六白金星・七赤金星 | 同じ | 同じ五行。話が早いが、弱点も似る |
| 退気 | 一白水星 | 自分→相手 | 自分が相手を生む。こちらが与える側になりやすい |
| 殺気 | 九紫火星 | 相手→自分 | 相手が自分を剋す。噛み合いにくく、抑えられる関係 |
| 死気 | 三碧木星・四緑木星 | 自分→相手 | 自分が相手を剋す。こちらが相手の勢いを削ぐ関係 |
六白金星の五行は金。土の星から力を受け、木の星を抑える位置にあります。相生は育てる関係、相剋は抑える関係で、どちらが与える側かによって呼び名が変わります。
この表が示すのは力の向きであって、人物の優劣を決めるものとは限りません。噛み合いにくい相手を遠ざけなくても、担当を分ける、やり取りの頻度を決めるといった調整で付き合える場面は多くあります。
譲らない性質を持つぶん、緩衝役になってくれる相手がいると関係は安定します。実務でいえば、交渉の窓口を任せる相手を一人決めておくと、自分が前に出る場面を選べます。
吉方位は「相生の星が回り、凶殺がつかない方位」
吉方位の条件は二つです。本命星と相生(生気・退気・比和)の関係にある星が回座していること。そして凶殺がついていないこと。星が方位へ移ることを「回座」と呼びます。
| 凶殺 | どの方位か |
|---|---|
| 五黄殺 | 五黄土星が回座する方位 |
| 暗剣殺 | 五黄殺の正反対 |
| 本命殺 | 本命星自身が回座する方位 |
| 本命的殺 | 本命殺の正反対 |
| 歳破(年盤)・月破(月盤) | その年・その月の十二支の正反対 |
| 月命殺・月命的殺(月盤) | 月命星が回座する方位と、その正反対 |
五黄土星が回っている方位は、相生であっても吉としません。年の盤は立春、月の盤は各月の節入りで切り替わります。判定の詳細は計算ルールに公開しています。
2027年を例にとります。
六白金星の方位 — 2027年(年盤 九紫火星中宮)
| 方位 | 回座する星 | 関係 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 北 | 五黄土星 | 生気 | 五黄殺 |
| 北東 | 三碧木星 | 死気 | 本命的殺歳破 |
| 東 | 七赤金星 | 比和 | 吉方位 |
| 南東 | 八白土星 | 生気 | 吉方位 |
| 南 | 四緑木星 | 死気 | 暗剣殺 |
| 南西 | 六白金星 | 比和 | 本命殺 |
| 西 | 二黒土星 | 生気 | 吉方位 |
| 北西 | 一白水星 | 退気 | 吉方位 |
吉となるのは4方位。内訳は、自分を生む土の星が2方位、同じ金の星が1方位、自分が生む水の星が1方位です。この年の九星のなかでは、使える方角が多いほうに入ります。ただし六白金星自身が回座する方位には本命殺がつき、その正反対には歳破が重なります。
選べる方角が多い年は、方位より時期のほうが絞り込みに効きます。契約や着任のような節目の予定なら、年に数日しかない天赦日と方位が噛み合う日が有力です。並びは開運日のカレンダーで追えます。
誤解されやすいところ
頑固さだけで語られることがありますが、それは一面です。 筋を通す姿勢は、判断の一貫性でもあります。周囲が迷ったときに基準を示せるのは、この星の強みです。
帝王の星という呼び名も、そのまま実力の保証と読むと外れます。 責任を負いやすい位置にいる、という意味に近いところでしょう。乾を天とみるか、父や主君とみるかは流派によって分かれます。呼び名の重みが変わっても、盤そのものは毎年立春で入れ替わります。年の盤をどの時点で切り替えているかは、計算ルールに明記しました。
よくある質問
七赤金星との違いは?
受け持つ段階が違います。六白は加工される前の素材、七赤はそこから作られた製品にあたり、決める役と回す役に分かれると読みます。
相性が悪い星とは組めない?
組めます。期間と役割を先に区切っておくと、摩擦はかなり小さくなります。方位の相性は吉方位のページで年と星を選ぶと確認できます。
盤が切り替わる時期: 年の盤は立春、月の盤は各月の節入りの日が境目です。カレンダーの1日とはずれるため、月末や月初にまたがる予定では確認してください。
手元の暦と食い違うとき: 立春をどの時刻で区切るか、日の九星をどう数えるかには流儀の差があります。当サイトが採る定義は計算ルールに公開しています。