暦・九星の計算ルール
当サイトの日付は、既成のカレンダーを書き写したものではなく、太陽と月の位置から計算しています。どの定義を採っているかをここに公開します。ほかの暦と日付が違うときは、この記事の「他の暦と日付が異なるとき」をご覧ください。
基準となる時刻は日本標準時
太陽の視黄経と新月(朔)の時刻を計算し、日本標準時で何日にあたるかを判定しています。中国の暦は北京時間で判定するため、新月が日本時間の深夜0時前後に起きる年には日付が1日ずれます。たとえば2027年の旧暦1月1日は、日本の暦では2月7日、中国の農暦では2月6日です。当サイトは日本の暦の慣行に従います。
二十四節気と新月の時刻は、国立天文台が公表する「暦要項」と照合しています。
二十四節気と「節月」
- 定気法(太陽の黄経が15度進むごとに節気を置く方法)で計算します。
- 暦の上の月は、立春・啓蟄・清明などの「節」の当日0時から切り替わります。時刻での切り替えは行いません。
- 九星の一年は立春で切り替わります。立春当日は新しい年の扱いです。
九星
- 年盤: その年の中宮(中央)に入る星。立春で切り替わります。
- 月盤: 節入りごとに切り替わります。年の星が一白・四緑・七赤なら寅の月は八白、二黒・五黄・八白なら二黒、三碧・六白・九紫なら五黄から始まり、以降の節月で一つずつ下がります。
- 本命星: 生まれた年(立春基準)の年盤の中宮星。月命星: 生まれた節月の月盤の中宮星。
- 日盤: 冬至に最も近い甲子の日から陽遁(一白から順に進む)、夏至に最も近い甲子の日から陰遁(九紫から逆に進む)で求めています。カレンダーに参考値として表示しています。
方位の吉凶
- 後天定位盤にもとづき、八方位(東西南北は30度、四隅は60度)、真北を基準にしています。盤の図は、この分野の慣例にならい南を上にして表示しています。
- 凶方位: 五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺、歳破(年盤)と月破(月盤)。月命星を指定した場合は、月命殺と月命的殺を年盤・月盤の両方に反映します(月盤だけに用いる流儀もあります)。
- 吉方位: 上の凶殺にあたらず、本命星と相生(生気・退気・比和)の関係にある星が回座する方位。五黄土星が回座する方位は吉としません。
- 定位対冲と小児殺は扱っていません。土用の期間だけ立つ凶方位(土用殺)も、盤と吉方位の判定には含めていません(下の「当サイトの立場」を参照)。
旧暦と六曜
- 天保暦の規則(定気法)で計算します。冬至を含む月を11月とし、冬至から次の冬至までに新月が13回あるときは、その区間で最初に中気を含まない月を閏月とします。
- 六曜は「旧暦の月と日を足して6で割った余り」で決まります。旧暦の日付がずれれば六曜も連動します。
選日(開運日)の定義
| 選日 | 決まり方 |
|---|---|
| 一粒万倍日 | 節月と日の十二支の組み合わせ。寅の月は丑と午、卯の月は酉と寅、辰の月は子と卯、巳の月は卯と辰、午の月は巳と午、未の月は酉と午、申の月は子と未、酉の月は卯と申、戌の月は酉と午、亥の月は酉と戌、子の月は亥と子、丑の月は卯と子。 |
| 天赦日 | 立春から立夏の前日までは戊寅、立夏からは甲午、立秋からは戊申、立冬からは甲子の日。 |
| 不成就日 | 旧暦の日が基準。旧暦1・7月は3・11・19・27日、2・8月は2・10・18・26日、3・9月は1・9・17・25日、4・10月は4・12・20・28日、5・11月は5・13・21・29日、6・12月は6・14・22・30日。閏月は本来の月と同じ扱いです。単純な8日周期ではなく、旧暦の月替わりでリセットします。 |
| 寅の日・巳の日・己巳の日・甲子の日 | 日の干支。己巳の日は巳の日にも含めています(別枠とする暦もあります)。 |
| 母倉日 | 寅卯の月は亥と子、巳午の月は寅と卯、申酉の月は辰・戌・丑・未、亥子の月は申と酉、土用の月(辰・未・戌・丑)は巳と午。 |
| 天恩日 | 甲子から戊辰、己卯から癸未、己酉から癸丑の各5日間(15日説)。 |
| 十二直 | 日の十二支から節月の十二支を引いた余りで、建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉の順に割り当てます。節入りの日は前日と同じ直が重なります。 |
| 土用 | 太陽の黄経が297度・27度・117度・207度になる日から、次の節(立春・立夏・立秋・立冬)の前日まで。 |
| 恵方 | 年の十干で決まります。甲と己の年は東北東やや東、乙と庚の年は西南西やや西、丙・辛・戊・癸の年は南南東やや南、丁と壬の年は北北西やや北。 |
他の暦と日付が異なるとき
暦には流派があり、同じ日でも判断が分かれる項目があります。当サイトが採る立場は次のとおりです。
| 項目 | 当サイトの立場 |
|---|---|
| 旧暦・六曜 | 日本標準時で判定します。中国の農暦と1日ずれる年があります。 |
| 天恩日 | 15日説を採ります(20日説もあります)。 |
| 己巳の日 | 巳の日にも含めます。 |
| 日盤の九星 | 陽遁と陰遁を切り替える「九星の閏」の置き方は、暦によって判断が分かれます。当サイトは冬至・夏至に最も近い甲子の日で切り替える基本形です。お手元の暦書と値が異なる場合があります。 |
| 恵方の表記 | 24方位で表すため「南南東やや南」のように書きます。16方位で表す暦では「南南東」と書かれますが、指す方角は同じです。 |
| 2033年から2034年の旧暦 | 旧暦の規則が一意に定まらない期間です。冬至を含む月を11月とする原則を優先して決めています。 |
| 間日(まび) | 土用の期間のうち、土を動かしてもさしつかえないとされる日です。当たる日の決め方が流派によって違うため、当サイトは採用していません。日付の判定にも入れていません。 |
| 土用殺 | 土用の期間だけ立つ凶方位です。当サイトはこれを採る立場で、春の土用(立夏の前)は南東、夏は南西、秋は北西、冬は北東が当たるものとして扱います。ただし盤は年と月の星の配置を描くもので日付では判定していないため、現在の盤と吉方位の判定には含めていません。 |
逆に、二十四節気・土用・年盤と月盤の九星・十二直・干支・一粒万倍日・天赦日・不成就日は、流派によらず答えが一つに定まる項目です。これらが他の暦と違っていた場合は、当サイトの誤りとして修正します。
日付の検証について
公開前に、次の照合を行っています。
- 二十四節気と土用は、国立天文台「暦要項」と日付・時刻を照合(2026年・2027年の全48節気、土用8件)。
- 六曜・旧暦・十二直・日盤の九星は、複数の暦サイトと全日照合(2026年10月、2027年2月)。
- 日の干支は、2026年・2027年の全730日を別の方法で計算し直して確認。
- 選日9種と、天赦日と一粒万倍日が重なる日は、複数の暦と照合(2026年10月・12月、2027年2月・7月)。
照合の結果、計算の誤りはありませんでした。二十八宿・神吉日・大明日・鬼宿日は、確認が済んでいないため掲載していません。