二黒土星とは?性格・相性・吉方位の見方

五行: 土 / 本命星が二黒土星になる生まれ年: 1953・1962・1971・1980・1989・1998・2007・2016・2025年(いずれも立春以降)

二黒土星は、九星気学で「土」にあたる星です。基準となる盤での持ち場は坤宮。八卦でいう坤は母や大地を表し、季節でいえば夏の終わりから初秋、時間帯は昼下がりにあたります。たとえに使われるのは、作物を育てる畑の土。自分が主役に立つより、育てる側に回ったときに力が出ると読む星でしょう。

生年月日から自分の星を調べるなら、本命星の計算ツールが使えます。

二黒土星になる生まれ年: 2025年 / 2016年 / 2007年 / 1998年 / 1989年 / 1980年 / 1971年 (次は2034年)

暦の一年が改まるのは立春です。正月から節分までに生まれた人は、ひとつ前の年に属します。境目は太陽の位置で決まるため毎年動きます。本命星の計算ツールはその年の立春を計算して判定するので、境目の生まれはこちらで確かめてください。 区切り方の詳細は計算ルールに公開しています。

畑の土は、時間をかけて結果を出す

畑の土は、種をまいてすぐ実りを返しません。耕し、水をやり、待つ。この順序が崩れると収穫は減ります。二黒土星の持ち味も、同じところにありそうです。

一方で、動き出すまでに時間がかかりがちです。慎重さが過ぎて機を逃すことがある。頼まれごとを抱えすぎて、自分の予定が後ろへずれていくこともある。年度の後半や繁忙期が重なる時期には、この形で消耗しやすいところ。引き受ける前に一拍置く習慣があると、負担の偏りは減らせます。

体調の面で結びつけられるのは胃腸です。食事の時間が乱れているなら、そこを整えるのが近道になりそうです。

同じ土でも、五黄土星・八白土星とは働きが違う

土の星は三つあります。二黒は作物を育てる畑の土、五黄土星は中心に居座って動かない土、八白土星は積み上がって山になる土。二黒が受け止めて育てる働きなら、八白は蓄えたものが次の形に変わる働きと読み分けます。三つのうちで最も受け身に見えて、実際には供給する側に回るのが二黒の位置でしょう。

補佐に回ると評価が安定する

前に出て旗を振る役より、支える役のほうが伸びやすい星でしょう。成果が数字に表れにくいぶん、評価は「あの人がいると仕事が回る」という形で、後からついてくることが多いようです。長期のプロジェクトや引き継ぎの多い職場は、この働きが評価に変わりやすい場所。

反対に、その場で結論を求められる交渉や、短期決戦の場面では持ち味が出にくいかもしれません。急かされたときほど、いったん持ち帰る姿勢が信頼につながりそうです。

相性は五行の向きで決まる

関係相手の星向き読み方
生気九紫火星相手→自分相手が自分を生む。引き上げてもらえる関係
比和二黒土星・五黄土星・八白土星同じ同じ五行。話が早いが、弱点も似る
退気六白金星・七赤金星自分→相手自分が相手を生む。こちらが与える側になりやすい
殺気三碧木星・四緑木星相手→自分相手が自分を剋す。噛み合いにくく、抑えられる関係
死気一白水星自分→相手自分が相手を剋す。こちらが相手の勢いを削ぐ関係

二黒土星の五行は土。火の星から力を受け、水の星を抑える位置にあります。相生は育てる関係、相剋は抑える関係で、どちらが与える側かによって呼び名が変わります。

この表が示すのは力の向きであって、人物の優劣を決めるものとは限りません。噛み合いにくい相手を遠ざけなくても、担当を分ける、やり取りの頻度を決めるといった調整で付き合える場面は多くあります。

受け止める側に回りやすいぶん、断る基準を先に決めておくと消耗しにくくなります。気になる相手の星は本命星の計算ツールから割り出せます。

吉方位は「相生の星が回り、凶殺がつかない方位」

吉方位の条件は二つです。本命星と相生(生気・退気・比和)の関係にある星が回座していること。そして凶殺がついていないこと。星が方位へ移ることを「回座」と呼びます。

凶殺どの方位か
五黄殺五黄土星が回座する方位
暗剣殺五黄殺の正反対
本命殺本命星自身が回座する方位
本命的殺本命殺の正反対
歳破(年盤)・月破(月盤)その年・その月の十二支の正反対
月命殺・月命的殺(月盤)月命星が回座する方位と、その正反対

五黄土星が回っている方位は、相生であっても吉としません。年の盤は立春、月の盤は各月の節入りで切り替わります。判定の詳細は計算ルールに公開しています。

2027年を例にとります。

二黒土星の方位 — 2027年(年盤 九紫火星中宮)

南東
八白
比和
南
四緑
暗剣殺
南西
六白
退気
東
七赤
本命的殺
中宮
九紫
西
二黒
本命殺
北東
三碧
歳破
北
五黄
五黄殺
北西
一白
死気
方位回座する星関係判定
北五黄土星比和五黄殺
北東三碧木星殺気歳破
東七赤金星退気本命的殺
南東八白土星比和吉方位
南四緑木星殺気暗剣殺
南西六白金星退気吉方位
西二黒土星比和本命殺
北西一白水星死気普通

使えるのは、上の盤で緑になっている2方位です。二黒土星自身が入る方位は、本命殺がつくので外れます。相生の星が回る方位はほかに二つ。東は本命的殺、北は五黄土星が回っているので、どちらも候補に残りません。

配置は毎年変わります。日取りまで決めるなら、開運日のカレンダーと重ねて候補を絞ってください。長く続けたい取り組みの開始なら、一粒万倍日と重なる日が候補になります。

誤解されやすいところ

地味な星、とは限りません。 表に出ないだけで、組織の成否を左右する位置にいることの多い星です。支える力を数えに入れないと、自分の実績を見落としやすくなります。

母の星という呼び方も、性別や家庭での役割と結びつけて読む必要はないでしょう。 受け止めて育てる働きのたとえです。母の側面を強くとるか、大地の側面を強くとるかは流派で差があります。当サイトが方位をどう判定しているかは、計算ルールで公開しています。

よくある質問

頼まれごとを断れないときは?

引き受ける前に、期限と自分の予定を一度確かめる習慣が役に立ちます。断ることは、育てて支える性質と矛盾しません。長く支え続けるための調整と考えてみてください。

相性が悪い星とは組めない?

組めます。受け止める側に回りやすい星なので、噛み合いにくい相手とは担当の境目を先に決めておくと、抱え込みを防げます。

盤が切り替わる時期: 年の盤は立春、月の盤は各月の節入りの日が境目です。カレンダーの1日とはずれるため、月末や月初にまたがる予定では確認してください。

手元の暦と食い違うとき: 立春をどの時刻で区切るか、日の九星をどう数えるかには流儀の差があります。当サイトが採る定義は計算ルールに公開しています。

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