九紫火星とは?性格・相性・吉方位の見方

五行: 火 / 本命星が九紫火星になる生まれ年: 1955・1964・1973・1982・1991・2000・2009・2018年(いずれも立春以降)

九紫火星は、九星気学で「火」にあたる星です。基準となる盤での持ち場は南。季節は夏、時間帯は真昼にあたります。火といっても長く燃え続ける熱源ではなく、周囲を照らして輪郭を見せる光のほう。何かを明るみに出す働きが象意の中心になります。読み進める前に本命星の計算ツールで自分の星を出しておくと、話が早いでしょう。

九紫火星になる生まれ年: 2018年 / 2009年 / 2000年 / 1991年 / 1982年 / 1973年 / 1964年 (次は2027年)

暦の一年が改まるのは立春です。正月から節分までに生まれた人は、ひとつ前の年に属します。境目は太陽の位置で決まるため毎年動きます。本命星の計算ツールはその年の立春を計算して判定するので、境目の生まれはこちらで確かめてください。 区切り方の詳細は計算ルールに公開しています。

光の星は、照らす働きと離れる働きを一組で読む

南の卦は離。火を指すと同時に、離れることも意味します。明るく見せることと、別れること。この二つが同じ字に入っているところから、この星の読み方が組み立てられます。

裏返しは、続きにくいところ。燃え上がるのが速いぶん、冷めるのも速い。見抜く力がそのまま批評の鋭さに出て、相手を遠ざけてしまうこともあります。火は燃料がなければ保ちません。熱が高いうちに何を残すか決めておくと、消えたあとに手元が空になりにくいでしょう。

体調の面で結びつけられるのは、目のあたりと、のぼせやすさ。画面を見続ける時間が伸びがちな星なので、意識して遠くを見る時間を挟むやり方が向いているかもしれません。

見せる仕事と、見抜く仕事で力が出る

デザイン、表現、美容、教育、審査、鑑定。形にして人前に出す仕事と、良し悪しを判別する仕事の両方に噛み合います。人の資質を見つけて引き上げる役回りも持ち場です。

反対に、決まった手順を長く回す仕事では、飽きが先に来る面があります。飽きは怠惰とは限りません。違いに気づく力が鋭いぶん、同じものを同じように見続けることを、この星は自分に許しにくいのでしょう。新しさが絶えず入るかどうかが、働きやすさを左右します。

一白との違いは「照らすか、潜るか」

盤の上で九紫と一白水星はちょうど向かい合います。火と水、明と暗、表と裏。九紫が見えるようにする星なら、一白は見えないところを流れる星です。人に知られることで価値が出るか、知られないまま続くことで価値が出るか。対になっているぶん、違いは分かりやすいでしょう。

相性は五行の向きで決まる

関係相手の星向き読み方
生気三碧木星・四緑木星相手→自分相手が自分を生む。引き上げてもらえる関係
比和九紫火星同じ同じ五行。話が早いが、弱点も似る
退気二黒土星・五黄土星・八白土星自分→相手自分が相手を生む。こちらが与える側になりやすい
殺気一白水星相手→自分相手が自分を剋す。噛み合いにくく、抑えられる関係
死気六白金星・七赤金星自分→相手自分が相手を剋す。こちらが相手の勢いを削ぐ関係

九紫火星の五行は火。木の星から力を受け、金の星を抑える位置にあります。相生は育てる関係、相剋は抑える関係で、どちらが与える側かによって呼び名が変わります。

この表が示すのは力の向きであって、人物の優劣を決めるものとは限りません。噛み合いにくい相手を遠ざけなくても、担当を分ける、やり取りの頻度を決めるといった調整で付き合える場面は多くあります。

熱が続きにくいぶん、自分が力を渡す側になる土の星と組むと、出した分が形に残りやすくなります。実務でいえば、始めるのは自分、畳むのは別の人、と決めておく手があります。火の勢いが落ちたときに、進んだ分が数字として手元に残っていれば、次にどこへ火をつけ直すかもそこから選べるでしょう。

吉方位は「相生の星が回り、凶殺がつかない方位」

吉方位の条件は二つです。本命星と相生(生気・退気・比和)の関係にある星が回座していること。そして凶殺がついていないこと。星が方位へ移ることを「回座」と呼びます。

凶殺どの方位か
五黄殺五黄土星が回座する方位
暗剣殺五黄殺の正反対
本命殺本命星自身が回座する方位
本命的殺本命殺の正反対
歳破(年盤)・月破(月盤)その年・その月の十二支の正反対
月命殺・月命的殺(月盤)月命星が回座する方位と、その正反対

五黄土星が回っている方位は、相生であっても吉としません。年の盤は立春、月の盤は各月の節入りで切り替わります。判定の詳細は計算ルールに公開しています。

2027年を例にとります。

九紫火星の方位 — 2027年(年盤 九紫火星中宮)

南東
八白
退気
南
四緑
暗剣殺
南西
六白
死気
東
七赤
死気
中宮
九紫
西
二黒
退気
北東
三碧
歳破
北
五黄
五黄殺
北西
一白
殺気
方位回座する星関係判定
北五黄土星退気五黄殺
北東三碧木星生気歳破
東七赤金星死気普通
南東八白土星退気吉方位
南四緑木星生気暗剣殺
南西六白金星死気普通
西二黒土星退気吉方位
北西一白水星殺気普通

2027年は九紫火星が盤の中心に入る年です。自分の星が回座する方位がないため、本命殺と本命的殺はどこにもつきません。そのかわり吉は2方位だけ。どちらも土の星が回る方位です。自分を生む木の星は2方位に出ますが、片方は歳破、もう片方は暗剣殺と重なるため、この年は候補から外すことになります。

選べる幅が狭い年は、方位を増やそうとせず、用事のほうを絞ります。動くなら一度にまとめる。時期は年に数日の天赦日と噛み合う日が有力でしょう。候補日の並びは開運日のカレンダーで確認できます。

誤解されやすいところ

中宮に入る年を「八方塞がり」と呼ぶ流儀もありますが、額面どおりには受け取らないほうがよさそうです。 塞がるのは方位を使った移動の選択肢で、一年の行動すべてが止まるという意味とは限りません。中宮の年をどう読むかは流派で差が出るところで、当サイトもそこまでは定めていません。決めてあるのは方位のほうです。凶方位としてどれを採り、どれを採らないかは計算ルールに並べました。

華やかな星という呼び方も、少しずれているかもしれません。 自分が目立つというより、物事を見えるようにする側。人や作品を照らして評価が集まる、という読み方のほうが近いでしょう。

よくある質問

一白水星との違いは?

盤の上で向かい合う関係です。九紫は表に出して見えるようにする星、一白は表に出ないまま流れて通す星と読み分けます。

中宮の年は動けない?

方位を使った移動の選択肢は狭くなりますが、時期で選ぶ余地は残ります。年と星を選んで確かめるなら吉方位のページが使えます。

盤が切り替わる時期: 年の盤は立春、月の盤は各月の節入りの日が境目です。カレンダーの1日とはずれるため、月末や月初にまたがる予定では確認してください。

手元の暦と食い違うとき: 立春をどの時刻で区切るか、日の九星をどう数えるかには流儀の差があります。当サイトが採る定義は計算ルールに公開しています。

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